日本のプログレという存在を知ったのはこれが初めてと記憶しています。
自分の音楽趣味の中で、「ジャップス・プログレ」が大きく位置づけられているのも、まさにこのバンドの存在からです。
その時はすでにこのバンド、とうの昔に消滅していました。
後聴きもいいところです。
非常に根強いファンも多く、私のようなものがあれこれ言うほどではありません。
あまり細かい説明もあえていたしませんので、ご了承いただきたいと思います。
私がこのバンドの存在を知ったのは結成から14年後のことでした。
阪神大震災後、関西(特に神戸で)何回か行われた再結成のライヴに足を運んでいるうちに、その素晴らしさに触れることが出来たのは、考えてみると非常に幸せな偶然だったかもしれません。
特にAngieこと五十嵐氏のヴォーカルは、もともとハイトーン系大好きの自分にとっては、まさに絶品です。
もちろん、平山氏が主体になって創り上げる曲も見事です。そして、永川氏のキーボードはまさに鍵盤の上を「舞う」がごとく、華麗なものです。
また、音楽性としてもスター性としてもバンドの可能性を広げた高橋氏の存在も見逃せません。
アルバムとしては第1期~2期のアルバムについては甲乙つけがたい素晴らしさだと思います。
AngieやキーボードのToshiが抜け、音楽性も変わってしまった第3期は、正直な話別物のバンドって印象で、ご多分に漏れず自分もなじめません。
実は、ある方がこのNOVELAの大ファンでして、私に教えてくれたのが最初だったのです。
いろいろ偶然があって、五十嵐氏ともお会いしてお話しする機会まであって、考えてみれば夢見たいな話です。
残念ながらその人は今は諸事情あって、会うことがなくなってしまいましたが…
でもその人と出会わなかったら、NOVELAの音楽にも会う事がなかったかもしれません。本当に感謝しています。
自分の人生において、大好きなバンドのひとつであることはこれからも変わらないでしょう。
(この記事はHPにアップしていたものを2008年6月に再編集したものです)
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