温泉好きとしてはびっくり仰天の事件があった。
ご存知の方も多いとは思うが、長野県の白骨温泉の、しかも共同浴場(管理人が好きそうな)で
水が白濁しないからといって温泉の素を入れていたそうな。
たしかに、温泉というものは色がついていると「温泉!」という気がする。
白く濁ったお湯。
タオルが染まるくらい赤茶けたお湯。
そういえば石油くさいお湯もありましたっけ。
「源泉が変わったので白く濁らなくなってしまいました。
でも身体にはいいですよ」なんて正直に書けなかったんだろうな。
「白骨温泉」というブランドイメージがあまりにも大きすぎたんでしょうね。
草津温泉じゃなくて白骨温泉の素(ツ○ラにあるやん)を入れたなんて話は悪い冗談ですよね。(^_^;)
ただ、(温泉になると力説するアホ)現在の法律では
入っている水の1パーセントでも温泉の水(源泉)が入っていれば温泉と名乗れるんです。
温泉の水を薄めるのに法的規制はまったくないんです。
「とっておきの温泉 危ない温泉」野口悦男著 光文社知恵の森文庫
ご参考まで、お勧めいたします。
もちろん、これがすべてではないですが知らないよりは知っているほうがいいです。
いろいろと書きましたが、温泉の成分はもとより、温泉の効果のひとつは
その場で気持ちよくリラックスできることなんです。
温泉の成分がたとえ薄くても(人によっては源泉100%ではないとアカン方もいらっしゃるでしょうが)
それが満たされれば、入った人は満足できるのです。
もちろん銭湯でもリラックスできますからね。
今回の事件は、それを踏みにじった残念なことでした。
ちなみに、私は白骨温泉へ入ったことはありません。
ちょっとアクセスが悪いもので…。
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